私の次男の子どもは、重いアトピー性皮膚炎に悩まされています。
はじめてアトピー性皮膚炎と気づいたのは、1歳ぐらいで顔や口周りが赤く湿疹ができオムツ周り脇、背中の湿疹が
特に酷かったです。
まだ小さいこともあり、すぐに皮膚科に受診はせずベビーオイル等を使い保湿をし様子をみることにしました。
しかし、保湿だけではダメでした。
皮膚炎は治るどころかどんどん酷くなっていったのです。
ここからは、子どものアトピー性皮膚炎で悩んでいるママ・パパ必見アトピー性皮膚炎を改善する習慣をどのように行っていったのか、私し達の体験を交えながらお伝えしていきます。
アトピー性皮膚炎とは
まずアトピー性皮膚炎とはどのような炎症(湿疹)なのでしょうか?
皮膚の乾燥などから慢性的な皮膚のかゆみが続く炎症(湿疹)のことをいいます。
原因は主に2つあると言われています。
- 1つ目は、親のアトピー性皮膚炎を遺伝した可能性があること。
必ず遺伝するとは限りませんが、確率は高くなります。
- 2つ目は、皮膚を守るバリア機能が弱くなっているということです。
アトピー性皮膚炎の方の肌は油の膜が少ないために、乾燥肌となり日常生活の中で様々な刺激を受けやすくなってしまい
皮膚炎を引き起こしやすくなってしまいます。
アレルギー体質の以外の原因として、清潔でない手で皮膚をかくこと、汗をかいたままの不潔な状態でいること、ストレス、不規則な生活などがあります。
1 幼児のアトピー性皮膚炎の特徴(1歳~5歳)
ここからは実際に私の子どものことを交えながら、お伝えしていきます。
1歳ぐらいの時に、顔や口周りが赤く湿疹ができ、オムツ周り、脇、背中の湿疹が特に酷かったです。
1歳~2歳までの間は保湿クリームやベビーオイルである程度改善されていましたが、3歳~5歳までの期間が1番酷く身体全体に湿疹がひろがり特に酷かったのが、手や足まわり、顔、首、腕です。
かきむしりすぎて血が出るほどでした。
指先にはガーゼや包帯を常に巻いている状態でした。
幼児期の改善する習慣(気を付けること)
1-1 皮膚科に受診
幼児期に皮膚の異変に気づいたら、ほったらかしにせず早めに皮膚科を受診して下さい。
私の息子は全身に湿疹がひろがり、皮膚科にいくと重度のアトピー性皮膚炎と診断されました。
特に幼児期は、炎症が酷くなることも早いですが回復も早いです。
適切に対処すると早く改善されます。
1-2 処方された塗り薬を毎日使う
これは私し達の経験ですが夫婦共働きでもあり毎日が忙しく、常に仕事や育児に追われ、子どもの事に対し気をむける余裕がありませんせした。
このような言い訳でせっかく処方された塗り薬を毎日塗らず、そのままにした結果、子どものアトピーはどんどん酷くなり、夜寝てる間にかきむしって血だらけになるほどでした。
このような反省もあり、処方された薬は塗る時間にも気をつけながら毎日塗り続けるよう習慣にするといいです。
特に夜は必ず塗り忘れがないよう気をつけて下さい。
1-3 塗り薬をきらさない
塗り薬を毎日継続し塗っていくと、治りも早く湿疹も収まります。
ちょうど治ってきたぐらいに薬もきれますので、とにかく薬が家にない状態を作らないで下さい。
もし薬がきれてしまったら、すぐに皮膚科にいき同じ薬を処方してもらうことをおすすめします。
アトピー性皮膚炎の特徴で治ったと思ってもまた湿疹ができ良い悪いの繰り返しです。
ですので薬は大切です。
1-4 爪を定期的に切る
幼児期は寝ている時に、無意識に皮膚をかくことが多いです。
爪が伸びていると皮膚を深く傷つけてしまい血が出てしまう原因にもなります。
ですので爪は定期的に切ってあげて下さい。
2 小学生のアトピー性皮膚炎の特徴(6歳~8歳)
小学生になるころには、少しずつ症状も抑えられるようになりました。
幼児の時に酷かった、顔や手足は改善され少量の薬で抑えられている印象です。
しかし、1日でも塗り忘れがあるとすぐ皮膚が赤くなり湿疹ができます。
小学生の時期に改善する習慣(気を付けること)
1-1 塗り薬をきらさない
アトピー性皮膚炎で特に大事なことは、とにかく塗り薬をきらさないことです。
仮に湿疹がおさまったとしても保湿は必ずして下さい。
これは時期とわず、経験から言いますと毎日がいいです。
わが家では、子どもが風呂からあがるとすぐ薬を塗るよう習慣づけています。
習慣づけるためには、薬や保湿クリームは必ず必要なります。
1-2 出来るかぎり自分で薬を塗れるようにする
いくら習慣づいたとしても、毎日薬をぬってあげることは大変です。
わが家では、小学2年くらいから自分で塗れる範囲は薬を塗るよう練習しました。
背中とか塗る箇所が難しいところはフォローしています。
現在、小学3年生になるとほぼ1人で塗れるようになっています。
ここまでくると安心です。
ただし、最後のチェックは必ずして下さいね。
1-3 爪を定期的に切る
これは上記でもふれましたが、小学生になっても爪は定期的に切るようにして下さい。
やはり、寝ている間に無意識にかいていることが多いです。
爪を切っていると皮膚が傷つきにくいので安心です。
ひとこと
アトピー性皮膚炎はすぐに治るものではありません。
皮膚科の先生の意見を聞きながら薬の調整をし、とにかく毎日かかさず保湿と必要なときに薬を塗ってあげて下さい。
薬や保湿を塗る習慣がつくと、アトピー性皮膚炎も改善されると思います。
最後までありがとうございました。
少しでも参考になれば嬉しく思います。
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